急速に進化するバイオテクノロジー医薬品市場は、ガラス製一次包装に対する需要に大きな影響を与えています。
例えば、病院や診療所でのモノクローナル抗体の静脈内投与は依然として高額な処置であり、患者に不便や不快感を与える可能性があるため、複数のバイオ製薬会社が静脈内投与用モノクローナル抗体の再製剤化を開始し、大容量皮下(SQ)投与を実現しています。この変化により、注射に要する時間が数時間から数分に短縮され、ウェアラブル注射器を使用した自己投与治療の採用が可能になります。
ステバナート・グループは、粘度の高いバイオ製剤の適用に適した大容量ガラスバレル(5mL~50mL)を開発しました。
大容量カートリッジはバルク構成で供給することも、EZ-fill®ネストおよびチューブに充填し、蒸気滅菌してすぐに充填できる状態で供給することも可能です。当社のEZ-fill® カートリッジ製品群により、当社は多くのウェアラブルプログラムにおける信頼のおけるパートナーとなっています。
Tray | Nest & Tub | |||
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5 mL | - | - |
Pre-capped |
42 |
10 mL | - | - |
Pre-capped |
42 |
20 mL | - | - |
Pre-capped |
36 |
お客様やサプライヤーとの協力により、当社のドラッグデリバリーカートリッジは、薬物を長期間にわたって放出できるウェアラブルデバイスに簡単に統合できるよう設計されています。
カートリッジは、容器の長さ、直径、容量、ネック、フランジ設計、ストッパーやプランジャーの素材選択など、幅広いカスタマイズパラメータを設計者に提供します。
DDS(ドラッグ・デリバリー・システム)に必要な高い機械抵抗値を確保するため、成形プロセスにおけるガラス同士の接触を削減しています。
様々なフォーマットとデバイスに適応する、最適化されたシリコンニゼーション
Ready-to-Use 容器に適合する様々なデザインのクロージャー。
広範囲にカスタマイズ可能で、寸法はお客様のドラッグデリバリーデバイスや用途に適合するように、ご要望に応じて正確に調整いたします。
長期間にわたる生物学的製剤の注入用に設計がんやパーキンソン病、
自己免疫疾患などの治療に用いられる高価な生物学的製剤